やり直しの心理学:困った人間関係の対処方法Part 1

 失敗や挫折は誰にでも訪れるものですが、それをどう乗り越えるかが問題の鍵となります。
 そんな時、どうやって次に進むべきか?が
キーポイントになります。
 今回は、やり直しの心理学を通して、人間関係に困った時に取るべき対処方法についてパート1を
紹介します

今回は、
自己主張の強いタイプの困ったさんを
紹介します。。

 

自分の間違いを認めない人

 「ミスをした私が悪いんじゃない。あの人が〇〇しなかったから~」など
自分の間違いを認めない人がいる。
 この種族には2種類の人間がいる!

「防衛機制の強い人」と「抑圧」をする人です。

「防衛機制の強い人」
⇛自分が不快になることを嫌い、自己防衛のため
 に、言い訳を無意識にする。
 都合の良い理由をつけて自分を正当化する

 例えば、女性の多い職場でよくある揉め事で、「言った!言わない事件」があります。
 言わなくていいことを言ったために、周囲の人が被害を被るといった状況がこれに当たります。
 当の本人は、周囲が注意しないから、「私が注意してあげた」だけなのにそれを「素直に認めない相手が悪い!」といった感じです。

「抑圧」をする人
⇛能力が欠如していることで失敗しているのに、
 失敗の原因を抑圧するタイプ。
 やらかしてしまったのに、自分には関係ない!という行動をとる⇛なかったことにする。。。。

(心理学で抑圧とは:自我の防衛機制のうち最も基本的なもので,自我の安定をおびやかす危険のある観念や衝動を無意識に追いやること)

人から指摘されることを極度に嫌う人なので、ストレートに間違いを指摘すると、
こじれるタイプ。

【この2つのタイプの人への対処方法】
≪相手が上司、先輩≫
 出来る限り、意見を聞いて建設的に対応する
様々な状況下での出来事だと思うので、客観的に、(このような状況だったら、仕事量が多いとお互いに大変だと思うので、仕事のエリア区分を明確にしたらどうでしょうか?)みたいに。
 あくまでも相手の気持ちをこじらせないような方向で、話を進める。
 明確にしたいことは、きちんと伝えるスタンスで臨むと良いでしょう。。

≪相手が部下や後輩≫
 時間をおいてからミスとは言わずに「こうしたら防げたんじゃないかな?」などとアドバイス。
 あくまでも方法論に集中しましょう。
 個人を特定するような言い方だとパワハラやモラハラとなってしまうので注意が必要です。

人間関係に困ったときには、相手はどんなタイプなのか見極めてから対処しましょうhttps://your-time.net