ココロのある場所は、どこですか?

ココロって何だろう。。。

 心の時代と言われて、ずいぶんと時間が経ちました。
 でも、本当のところ、どこが心の時代になっているのか私自身も分かりません。
 その割に、ココロにダメージを負うような出来事が多すぎます。
 カウンセラーの学びでは心理学がメインですけど、「やっぱりココロって何だろう?」という答えには至りませんでした。色や形があって可視化できるものではないから、不可解な物体なのです。
 現実的な目線で見ると尚更、上手く表現できないのです。
 こんな時に思い出したストーリーを書いてみたいと思います。   

梅干しの殻の中。。。

 私が幼稚園に通っている頃の話です。
 幼稚園がお休みの、とあるお昼ご飯。
 梅干しの入ったおにぎりを食べていました。もちろん、種は残して。。。。
 すると祖母が「梅干しの種の中の実、食べたことある?おいしいんだよ。。。」と言うので、
梅干しの種を噛んで中に入っている実を取り出しました。
 すると、祖母は取り出した実を指差して「これは神様なんだよ。この実が入っていないと種を植えても芽が出ないんだよ。とても大切なものなんだよ」と言っていたことを思い出しました。

大切なものは奥にある

 その当時、なぜ、そんなことを私に話してきたのか、全く分かりませんでした。
 でも、その当時の幼い私が理解できたことは「神様は一番奥にある」ことでした。

 ココロと梅干しの種の中の実は、似ていると感じたんです。

 ココロは、どこにありますか?
 実際には、ココロの指定場所はありません。
 だけど、たいていの人は心臓のある場所を指差します。心臓は、左の胸にありますが、すぐに見れたり触れたりする場所ではありません。
 心臓は胸骨という骨に、しっかり守られた中にあります。
 梅干しの神様も殻の奥の中にあります。
 とても硬い殻の奥に。。。。。

 梅干しと心臓を一緒に考えるのは、極端かもしれないけど言えること。。。。

 大切なものは一番奥にあること。

 そして、ココロは自分の事だから分かっているようで、分からない存在。
 でも、どんなにうまく嘘をついたつもりでも、正直な感情が存在するところ。。。。

  それがココロなんだと思います。
  ココロのある場所も、私たち存在自体が
  ココロのある場所なのかもしれません。

 貴方の心は、どんな感じですか?
 疲れていませんか?
 苦しくなっていませんか?
 ココロの電池はフルパワーになっていますか?

 もし、パワー不足を感じたら、毎日頑張っているココロに、ご褒美が足りないのかもしれません。
 リラックスする時間、ケアする時間、自然の中で過ごす時間、を意識して取り入れてみませんか?
 きっと、貴方のココロから新しい感情が芽生えてくると思います。

 「新しい発見」という形で。。。
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