心が疲弊している?:心の風邪のサインPart1
最近、何となく無気力になっていたり、何も感じなくなっていたり、いつもと違うなあ?と感じたら、それは心からのSOS なのかもしれません。
今回は身近なココロの病の鬱病パート1では、
「鬱病とは?」についてお伝えします。
鬱病とは。。。。
鬱病とは。。。脳のエネルギーの欠乏により、脳というシステム全体にトラブルが生じている状態
この状態により、憂鬱な気分や様々な意欲(食欲、睡眠欲、性欲など)の低下といった心理的症状が続くだけでなく、様々な身体的な自覚症状を伴う病。
時間の経過とともに改善しない、または、悪化する場合には生活への支障が大きくなり、仕事、家事、勉強など本来の社会的機能が上手く働かなくなる。
人との交際や趣味など日常生活全般にも支障をきたすようになる。
鬱病の原因は・・・
「鬱病を引き起こす原因は、ひとつではない」
最もきっかけとなりやすいのが「環境要因」
とされています。
環境要因の主な内容は・・・
①大切な人(家族や親しい人)の死や離別
②大切なものを失う
(仕事や財産、健康なども含む)
③人間関係のトラブル
④家庭内トラブル
⑤職場や家庭での役割変化(昇格、降格、結婚、 妊娠)などが要因
実際のところ、原因はもっと複雑で区分けが難しいものが多いのが現実です。
今の日本では、鬱病の生涯発生率は16人に1人といわれています。
よく、ストレスが原因でとか言われますが、要は今、過ごしている時間が、その人にとって「やり甲斐」や「楽しさ」をじる時間であれば、どんなに物理的にハードであっても、 ストレスにはなりません。
自分が望んでいない、不満だと感じる時間を過ごしていれば、いくら余裕があるように見えても、ストレスになるということです。
心の風邪を含む精神障害がもたらすものは。。。
【働いている人の心が侵されていくと?】
能率低下
長期休職による生産性の低下
ミス・トラブルの増加
人事・健康管理担当者の負担急増
管理監督者のストレス増加
安全配慮義務違反
労働災害認定などの訴訟等のリスク増加
ブランドイメージの低下
人材の喪失
最終的には①経営不振 ②信用が落ちる ③生産性の低下に繋がるということで、単に個人の問題では済まされないものです。
まとめ
鬱病は誰もが発症する確率の高い、身近な病です。その原因も多岐にわたっており、その人個人の感じ方受け取り方によっても違うため、一概に、これが原因と言い切れない難しさがあります。
年金問題や、退職後の仕事、転職、などなど悩みが多いですが、なんとかなるのはココロが元気で健康であることが大前提になっています。
ココロのケアを大切に、貴方が貴方であるために。。。https://your-time.net